実際のところ、採用広告がダメな店舗が多い。うちも最初は「高時給!」としか書いていなかったが、応募来るのは一部の子だけ。お客さんが求めているのは「楽しい雰囲気」「気さくなスタッフ」など、具体的な店舗の特徴を伝えないと、優秀な人材は集まらない。そこで、昨年の応募数を前年比で30%増加させるために、採用広告を見直した。具体的には、スタッフのインタビューや店内の雰囲気を伝える写真を載せることで、応募が増えた。実際、出勤する子の質も向上し、体入後の出勤率が3割から6割に改善。これが大きな成果だった。
面接では、履歴書や経歴を重視しがちだが、実際のところ人柄の方が大事。よくある失敗が、スキルや経験だけで判断してしまうこと。うちのお客さんで多いのが、「話しやすさ」「笑顔の絶えない」子が大人気。だから、面接では「この子と一緒に働きたい」と思えるかどうかを重視するようにした。採用後のフィードバックでも、スタッフ同士のコミュニケーションが円滑になったとの声が多く、結果的にお客さんのリピーターも増加。面接時に、シミュレーション的な会話を取り入れるのも、意外と効果的だ。
体験入店を実施しても、フォローが不十分だとすぐに辞めてしまうことが多い。過去に「体入したけど、何もフォローがなかった」と言われたことがあった。そこで、体験入店後に必ずフィードバックをすることにした。例えば、体入の翌日に「どうだった?」と連絡を入れるだけで、出勤率が上がった。実際にこの方法を導入した結果、体入後の出勤率が3割から8割に改善。特に、スタッフが体験者に直接声をかけることで、安心感を持たせるのが効果的だった。
特に学生さんや主婦層の応募者に多いのが、シフトの柔軟性がないと辞めてしまうこと。以前は「週3日以上出勤必須」としていたが、実際には「月に数回でもいい」と設定した方が応募が増えた。シフトの自由度を高めることで、体験入店から出勤に繋がることが多い。結果、出勤率が前年比で20%上昇。シフトを調整しやすくするために、専用のアプリを導入するのもおすすめ。
採用したスタッフがすぐに辞めてしまうのは、職場環境が問題のことが多い。うちも最初は「キツイ」と言われたことがあった。そこで、スタッフの意見を取り入れ、働きやすい環境を整えることにした。例えば、休憩室をリフォームして快適にしたり、定期的な飲み会を企画したり。これにより、定着率が50%から70%に改善。お客さんにとっても、スタッフが楽しそうに働いている姿は、間接的に良いサービスに繋がる。
最近、AI面接を導入した店舗も増えているが、実際にはどうなのか。うちも試してみたが、応募者の負担が減り、スムーズに進められる点が良かった。特に、夜の時間帯に忙しいオーナーにとっては、効率的に面接ができる。ただし、AIだけに頼らず、最後は人間の目で判断することを忘れないようにしている。AI面接を導入したことで、面接通過率が20%向上した実績もある。