採用コストを抑えるためには、まず自店の魅力をしっかりとアピールすることが大切だ。実際、私が携わった店舗では、求人広告を出す前に、既存のスタッフに店の魅力を語ってもらうイベントを開催した。その結果、応募数が通常の1.5倍に増え、体験入店後の出勤率も3割から6割に改善した。このように、スタッフが自らの言葉で店の良さを伝えることで、採用コストを抑えることができる。
SNSをフル活用するのも、採用コストを抑えるのに効果的だ。特にInstagramやTikTokは、ビジュアルで魅力を伝えやすい。この方法で、あるガールズバーでは、フォロワー数が1000人を超えたことで、求人に関する問い合わせが月に20件以上あった。SNSの活用により、採用広告にかかるコストがほぼゼロになったのだ。投稿内容は、スタッフのリアルな日常や、イベントの様子を中心にして、親近感を持たせることがポイントだ。
リファラル採用、つまり既存スタッフからの紹介も非常に有効だ。私が関わった店舗では、スタッフが友人を紹介してくれた場合、紹介者にインセンティブを与える制度を導入した。これにより、紹介からの採用率が40%に達し、通常の求人広告よりもコストがかからなかった。スタッフが信頼できる友人を紹介することで、質の高い人材を確保できるだけでなく、出勤率も高まる。
最近では動画面接を取り入れる店舗も増えてきた。特に24時間対応のAI面接を活用することで、面接コストを大幅に削減できる。現場での実績として、ある店舗では通常の面接に比べて3倍以上の応募数を確保し、採用までのスピードも大幅に向上した。動画面接は、応募者の緊張を和らげる効果もあり、より多くの人が気軽に応募できる環境を作ることができる。
定期的にイベントを開催することも、採用コストを抑える手段の一つだ。例えば、バーベキューやマラソン大会など、スタッフ同士の交流を促進するイベントを開くことで、参加者の中から新たなスタッフを募ることができる。ある店舗では、バーベキューイベントを実施した際に、参加者から4名の新たなスタッフが採用でき、イベント費用もほぼゼロで済んだ。こうしたイベントは、スタッフのモチベーション向上にもつながる。